身体には自分の知らない不調や病気を治す力が備わっています。
この力を発揮させるには、
第1に、「体の歪み」を正すことです。
第2に、「日本民族の食事」を実践することです。
第3に、「正しい運動法」を実践することです。
第4に、常に「感謝の気持ち」をもって生きることを身につけることです。
第5に、現代医療の実態を学ぶことです。
この条件を学びクリアーすれば、身体の不調や病気を克服することができます。 人間にとって、一番の不幸は知識がないということです。
髙橋健康指導センターでは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

センター代表の言葉 仙腸関節調整健康指導家 髙橋純一
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君、ガンを恐れるなかれ

君、癌を恐れるなかれ!

 ガンになったときのために、「ガン保険」に加入しましょうという「コマーシャル」を、目にすることが多くあります。

ガンになれば、医療費もかかる。交通費もかかる。仕事をしていれば休むことも多くなる。大変な病気です。

だから、ガン保険に入っておけば「安心」して治療を受けることが出来るという趣旨です。

確かに、ガンに罹患すれば、そのような問題が起きるでしょう。

しかし、そのように考えない生き方をしている人もいるのですが、それは少数派で 市井の多くは「癌・ガン・がん」に恐怖の念を抱いています。

それは死を覚悟しなければならない病気であるからです。

5年生存率、10年生存率が発表され、年々生存率は高まっていますが、治癒なり寛解に達するまでには費用もかかりますから、自分がり患した場合のことを考えて「がん保険」の加入者は多いようです。

ここで、先ほど「そのように考えない生き方をしている人・・」と書きましたが、その一人が私です。

私は何故「癌」を恐れないのかということをお話ししましょう。

それは自己の持つ免疫力を信じているからですが、信じているからといって、ただ妄信しているわけではありません。

「免疫力」について長年学んできたと同時に、免疫が高くなることで消えていった、自己の症状を体験しているから自信があるのです。

紙面の都合で二つ紹介します。

「私は38歳まで風邪ひき名人でした。夏風邪もひくように年中引いていたのです」。もう一つは、水虫です。

この二つの内、水虫は18年病んでいた慢性腰痛が治ったら消えました。水虫は白癬菌という菌が原因ですが、常在菌でどこにでもいる菌ですから、水虫になる人は免疫力が弱いために罹患するのです。

私は、慢性腰痛を治す施術を受けることで免疫力が高まり、白癬菌を退治したということです。

風邪については、慢性腰痛を克服したことで、引くことは半減するとともに、引いても酷い症状にならなくなりました。

半減する前までの私の風邪は、のどと扁桃腺が赤く腫れて痛く、熱感がして怠くなるのです。体温は7度5分ぐらいまでしか上がらないのですが、食欲もなく成り、何かをする気力は失われますから、薬を服用して寝ているだけでした。

しかし、この風邪も慢性腰痛を克服した5年後から始めた、玄米を主体とした食事改善で引くことはなくなりました。

唯、その食事を始めてから5年後ぐらいに、私の記憶にはない39度2分の高熱の風邪に見舞われましたが、風邪の治し方を会得していた私は、3日間で薬など服用することなく克服しました。

以来、今日まで20数年風邪にり患したことはありません。

そして39度の熱に見舞われた風邪について、私見を述べれば、免疫細胞は風邪のウイルスを熱によって撃退しようとします。

その為に高熱が出たのですが、免疫力の弱い時は熱が上がらず、ウイルスを完全に撃退できないことで、繰り返し繰り返し風邪にり患していたのです。

つまり、高熱が出たということは、体質が改善して「自然免疫力」が高まったという証なのです。

付け加えれば、38歳以降今日までの34年間「薬」を服用したことは皆無です。

薬を服用するような病にり患したこともありません。

医師の世話になるのは、検査をしてもらうときのみです。

※私の幼少期からの体験談(ブログ・徒然日記)を読まれると、真から健康体に変身すれば、免疫が上がることで様々な症状に見舞われなくなることが、お分かりになるでしょう。

このように免疫の力が維持されていれば「癌」は怖くはないのです。

その免疫力を維持・向上させるためにやっていることを、お話ししましょう。

☆一つ、骨盤を歪ませないことです。

私が慢性腰痛を克服できたのは、骨盤内にある「仙腸関節」のヅレを正す施術を受けたからです。

「整った姿勢と歪んだ姿勢による弊害」

骨盤は人体の中心にあって、動きの要です。

腰の具合が芳しく無いと歩きだけでなく、立ち座りにも影響がでます。

姿勢も悪くなりますし、膝や肩こり首の張り、股関節の痛み、腰椎の疾患にも見舞われやすくなります。

このような痛みにも骨盤の狂いは関わっていますが、骨盤を正す施術を定期的に受けていると、身体全体の姿勢は整い、血液・リンパ液・神経の流れが滞ることはなく、免疫力は維持されるのです。

☆二つ、免疫力を維持する食生活をすることです。

近年は栄養学、或いは疾病の原因についても国を超えて様々な研究がなされていますが、その中で大切と私が感じるのは、民族の食生活の違いです。

食生活はその土地で収穫できる食材を食すことで、それぞれの民族は生きながらえてきました。

日本民族には「和食」という食生活が最適なのです。

その和食から、栄養学的に良いという日本民族には馴染の薄い、食材を戦後奨励してきた経緯があります。

その筆頭が「タンパク質」で、肉類・牛乳・卵です。

ガン疾患は、タンパク質の摂取が増加したことで起きている現象なのです。

次の「食生活の変化」グラフをみてください。

1995年(昭和30年)の肉の摂取量は、一日当たり10gほどですが、1980年(昭和55年)には60gほどの摂取量となりました。

呼応するように乳製品も増加しています。

図6の「主な死因別にみた死亡率の年次推移」で明らかなように、1981年(昭和56年)にガンが死亡原因の1位に浮上したのです。

 

肉類と乳製品の摂取量増加と、死亡原因1位に浮上した因果関係が、この二つの統計をみると明らかにわかります。

タンパク質の摂取は必要ですが、日本民族は植物性と魚介類のタンパク質を主体にし、肉類は少なめにすることが必要なのです

しかし、2009年を境にして、肉類摂取が魚類を上回っているのが現状で、統計上明らかになっている、肉類の摂取は2022年では1日当たり100g水準に達するでしょうから、食を改めない限り「癌」など生活習慣病は今後も増え続けるでしょう。

尚、タンパク質の摂取量は、食事全体の3割ほど(人間の歯の役割から導き出した割合です。)を目安としましょう。

 さて、免疫力の面から肉類を精査してみると、肉類は非常に腐敗しやすい物質で、腸に入って腸内細菌叢を乱して「発がん物質」を生み出します。

また、肉の構成物質は「リン・イオウ・塩素」で、血液に入り酸素と交わることで「リン酸・硫酸・塩酸」に変化します。この酸を強酸といい、細胞膜を溶かして遺伝子を傷つけガン化します。

乳製品は「乳糖」を分解する「ラクターゼ酵素」を持たない日本民族が大半なので、やはり腸内細菌叢を乱して腸内環境を悪化させます。

また、乳製品に含まれる女性ホルモン「エストロゲン」は、男女ともに体内の性腺を刺激して、発がんを促進します。

体内の免疫力の主な正体は「白血球」ですが、白血球が健全に働ける条件は「血液」のPH(ペーハー)が7.40±0.05の弱アルカリ性で、肉類・乳製品は酸性のために過食はPHが低下させやすいのです。

低下した血液内では、白血球が健全に働くことが出来ないために、ガン化した細胞を排除する力が弱り、ガンが増殖してしまうのです。

近年遺伝子の研究が進んでいますが、日本民族の遺伝子に合った食生活は、純和風の食事が一番合っているのです。

長い年月食してきた食材が、その民族にとって「ソウルフード」なのです。

現代栄養学は栄養があれば、どこの民族の食べ物でも推奨しますが、楽しみとして食する程度にして、民族の長い歴史を持つ食事を基本において食することが大切です。

ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」、欧米でもヘルシーな食事として「ハイ・ソサエティー」のみならず、大衆にも浸透してきています。

日本人なら、ごはん・味噌汁・漬物・お魚料理・大豆製品・旬の野菜を中心にしたメニューが「免疫力」を高め維持するのです。

ましてや心身の「美容」にも効果があることも知ってください。

 「参考に私の食事の一例です。」

玄米ご飯にゴマ塩・シジミの味噌汁・白ゴマ豆腐・ブロッコリーのお浸し豆乳マヨ・小松菜の信田巻・蓮根の醤油煮・南瓜煮・大根のぬか漬け・3年番茶。

「炭水化物・植物タンパク質・脂肪・ビタミンA・B・Cなど・ミネラル類のカルシウム、マグネシウムなど、ポリフェノール(抗酸化物質)に富んだ献立です。」

 

ところが現実は、肉料理・インスタント食材や外国の料理、パン食などなど、和食から遠ざかった食生活をする人が増えています。

また、時間節約のために電子レンジを使った調理が「当たり前」になっています。

また、食品添加物も気にしません。

これでは「免疫力」は低下するばかりなのですが、この実態を知らないがために、不幸になる人が多いのです。

病気は、過去の生活の結果が表れた現象ですから、病気になる人は、間違った生活をしてきたということの証なのです。

機能的な面ばかりに目を向けて食生活を営んでいると、いつの日か難病に侵され、医者通いに時間とお金を費やされる日が来るのです。

☆三つ、適度に毎日運動することです。

 人間の肉体にとって大切なことは、柔らかいしなやかな身体です。

自然界の動物を見てください。ペットの動物も同じですが、身体が柔らかいでしょう。                                  

人間も同じように柔らかい体つくりを心掛けることです。

 激しい運動や筋肉を鍛えるハードなトレーニングは、趣味の領域であって健康維持に必要ありません。

大切なのは、個々の体質に合ったストレッチ(日に2回程10分から20分ほど)を中心にして筋肉を緩め、後は、景色の良いところを選んで、ウオーキングかジョギングを20分ほどすれば、心身ともに爽快感を味わえる最高の運動です。

ただし、自分の体調を観察しながら、無理をしないで「気持ちが良い」程度にやると、筋肉痛になったり、痛みが出たりすることが抑えられます。

柔らかい体は、血液・リンパ液・神経が滞りなく流ますから、免疫力は健全に働きます。

ただ、弱いと感じる筋肉群があったら器具などは使わずに、少しずつ筋肉痛にならない程度に負荷をかけてやることです。

特に、腰痛など関節痛で病んだことのある人は、骨盤が歪み易い体質なので、筋トレや激しい運動をやることは、注意が絶対必要です。

やり方が分からない方は相談ください。

☆四つ、「継続は力なり」は真理です。

継続することで良い結果が必ず生まれますから、自分の体は喜んでいると考え日課にしましょう。

 日々の生活は「自分の思うようにはいかないことが多いものです」。

その一つ一つに不平不満をもって生きていたら、日々ご機嫌が悪く、身体には悪いホルモンが出て、結果として免疫力は下がってしまいます。

つまり、免疫力の強弱は、その人の生き方に大きく左右されています。

明るく、希望をもって生きるか、消極的に後ろ向きに生きるかです。

そんなことで「免疫」に影響があるのと疑問に思う方もいるでしょうから、気持ちが身体に与える証拠を、確認できる方法がありますのでお教えします。

※0-リングという方法で、気持ちの持ち方が、身体に与える影響を確認することが出来ます。下記徒然日記のブログに方法を載せてあります。

 徒然日記

     https://kenkoshido.hatenadiary.jp/

私の大好きな落葉松の若葉です。

田舎の庭に植えた落葉松、春は新緑、秋は燃え上がる紅葉で心を癒してくれます。

以下は私が心がけている要点です。

☆基本的生活習慣を守る。

1,夜は10時には寝て朝は5時に起床する。

 成人は7時間、成長盛りは8時間が健康な睡眠です。

 8時間以上だらだら寝ると運動量が少なくなるだけでなく、命の回数券といわれている「テロメア」遺伝子が、不規則な生活習慣を記憶していて、寿命が短くなるという統計があります。

 また、5時間以下だと食欲抑制ホルモン「レプチン」が減って、食欲を増加させる「グレリンホルモン」が増えて肥満になり、糖尿病になりやすくなります。

食欲が旺盛になると食べ過ぎて、糖尿病にかかりやすくなりますが、内臓脂肪が増えるほど悪いホルモンがつくられ、「ガン」リスクも高まります。

2,便秘しないように、朝排便が出来るような習慣をつくる。

 毎日排便がないということは異常ですから、そのような方は「食生活の見直し」が必要です。

 便秘は大腸などのガンリスクが高まります。

3,口腔の手入れを怠らない生活習慣をつける。

食後は必ず歯磨きの励行をして、歯周病などを防ぐ。

近年歯周病菌が血液に乗り臓器に炎症を起こすことが確かめられました。

ガンを防ぐためにも、歯の手入れと定期的な検査を受けましょう。

また唾液は「抗がん作用」が確かめられていますから、唾液が出るように、耳の下、顎の下、辺のマッサージも励行しましょう。

4,日本民族に合った食生活を心掛ける。

人の身体は食べるものでできています。誰でも分かる簡単なことです。

人生は長い道のりですが、悪い病にり患して、薬の服用、医者通いに費やされるのは如何に無駄なことでしょう。

一人当たりの医療費が多くなるのは60歳を過ぎるころからですが、老化が病を助長するからです。しかし、病は長年の生活環境の結果ですから、60歳以前の生活環境が大きく影響しているのです。

そのように考えられれば、早い時期から「食生活」について学び、自信をもって高齢化時代を楽しんで生きる。

そんな人生を過ごしたいものです。

※どんな食べ物を食べたら健康に良いのか、よくわからない人は、当センターの「食養講座」の受講をお勧めします。忙しい日々の中で時間をつくるのは大変でも、一生に一度6か月ほどの時間をつくることで、健康に自信を持てる食事のノウハウが得られるのですから、決して無駄ではありません。    令和5年11月吉日

髙橋健康指導センター 高橋純一